こうなりゃ多言語話者にでもなるか

話せる言葉の種類が増えれば俺にも友達できるかも

自分が外国語を勉強する理由

自分は現在英語と中国語を勉強しているんだけど、今日はそもそもなんで外国語を勉強しているかについて書こう。

理由は大小いくつかあるけど、特に大きいものとなると以下の2つくらいかな。

 

 

まず1こめ

 

 外国語で作られた作品を元の言語で味わいたい

自分は本や漫画、ドラマや映画、音楽なんかの、言葉で作られたエンターテイメントが好きだ。

もちろん日本のものも好きだけど、それ以外にも世界中にはいろんなエンターテイメント作品が溢れていて、そしてそれらのほとんどは日本語以外の言語で作られている。

当然すごく人気のあるものは日本語訳されてたり、日本語吹き替え版があったりするけど、個人的には「日本語化」された作品はもはや元の作品とは別の作品だと思う。

だって、どんなに優秀な人が訳したとしても元のニュアンスを100%そのまま残した訳なんて不可能だと思うし、そもそも一方の言語に出てくる単語と100%完全に同じ意味、同じニュアンスで使われる単語が別の言語にも有るケースなんて、ほとんどないと思う。

それに、原作者の知らない所で知らない言語に訳されていて、原作者自身その訳について正確なディレクションなんてできないんだから*1、それはもう別作品だろう。

だから昔から、元は外国語で作られていて世界的には売れている、あるいは名作とされている作品に対して、日本語しかできない人が「あれつまらない」って言ってるのを聞くたびに、「それは正確にはあの作品の『日本語バージョン』はつまらないってだけで、元の言語で味わえば滅茶苦茶面白いんじゃないのか…?」って思ってた。

世の中に溢れている外国語で作られた名作の名作たるゆえんを、日本語しかできないからって理由で味わうことなく死ぬのは嫌だ。自分もその作品をちゃんと元の言語のまま、日本語というフィルターを通さずに味わいたい!それができて初めて、その作品に対してつまらないだのおもしろいだの言いたい!

これが自分が外国語学習を始めた理由の一つ。

ちなみに、この事を強く感じたのは2016年に初めて映画『デッドプール』を見た時。

だから自分は2016年10月に英語の勉強を始めた。

そしてあの時、同時に「海外の作品を楽しむためには、その国の言語を理解できるようになること以外に、その国の歴史や文化的な背景も知る必要がある」という当たり前の事にも気づいた。

 

そして2こめ

 

海外の友達を作りたい

これは見出し以外に特に付け加えることもないんだけど。

自分は友達が少ないので、外国語を覚えてコミュニケーションを図れる対象が増えれば誰かと友達になれる可能性も増えるかなーと思って…言ってて悲しいけど。

別に海外に友人を作ることで知的刺激を~とか、国際的な肌感覚を~とかではなく、ほんとただ単に友達が欲しい。あわよくば彼女も欲しい。…ただそれだけ。…以上です…。

 

おわり

以上2点が、自分が外国語を勉強してる主な理由。

あ、あとどうでもいいけど今回タイトルを「余は如何にして外国語学徒となりし乎」的な感じにしようかと思ったけどやめた!衒学的で鼻につくかなって思って!ていうか衒学的って言葉がすでに結構衒学的だよね!

おわりー

*1:仮に原作者がどちらの言語もネイティブレベルだったとしても、先に書いた通り、厳密に同じ意味の単語が存在しない以上やはり無理だろう