こうなりゃ多言語話者にでもなるか

話せる言葉の種類が増えれば俺にも友達できるかも

語学系の資格試験でリスニングやスピーキングが苦手でも、実際のコミュニケーションは何とかなるぜという話

はじめに

自分は今中国語と英語を勉強してる。

語学資格については、今までTOEICや中国語検定を含めいくつか受けたことがあって、今は中国語のHSKって資格を勉強を頑張ってる。中国語のリスニングまじで難しいよ…。

で、最近試験対策の一環として、職場で中国人の友人に中国語会話の練習に付き合ってもらってるんだけど、それを通して最近感じたことに、試験のリスニングパートやスピーキングパートが苦手でも、実際のコミュニケーションは案外何とかなるな!ってのがある。

リスニングできないと相手が何言ってるかわからないんだから上手くコミュニケーションできるわけないじゃん、それにスピーキングできないと文字通り話はじまんないでしょ、って思っちゃいそうだけど、どうもそうじゃない気がする。

あと、これは中国語に限らず全ての外国語に共通する点だと思う。

VRChatでどっかの国の人と英語で話す時もなんとかなってるし!

じゃあ以下に自分が感じたことをまとめよう。

 

 

前提

当たり前だけど、『試験のリスニングやスピーキングで高得点を取ること』より『対面でネイティブ同士と同じ水準のコミュニケーションをとる』ことの方が遥かに遥かに難しい。

なので、これから書くところの『実際のコミュニケーションがとれる』ってのは

 

  • 正式な商談なんかとは違って多少のニュアンスの祖語が許容される場で
  • 相手から非ネイティブとしてある程度気遣ってもらえる状態で
  • 少しは笑いも交えつつ最低限の意思疎通が
  • リアルタイムかつ口頭でできる

 

くらいを考えてもらいたい。その上で

 

  • 試験が苦手でも、案外実際のコミュニケーションの方が何とかなるよ!
  • だからみんな思い切って実際にコミュニケーションとったほうがいいよ!

 

ってことが伝えたい。では以下で詳しく。

 

なぜ対面のコミュニケーションだと何とかなるのか

まずはリスニングについて

理由1:試験のリスニングと違って語彙がかなり限定される

日本語での日常会話を思い出してもらうと分かると思うんだけど、実際日々の会話で使う語彙ってかなり限定されてるよね。試験のリスニングと違って『彼が~してたら、今頃~だっただろう』みたいな構文とかめったに使わないし。謎の企業のコマーシャルや商品説明を聞くこともないし。だから実際の会話中は頭の中で想定しておくべき単語が少なくて済んで、そのおかげで相手の言ってることが案外聞き取れる。

 

理由2:会話の流れや場所・時間から相手の発言が予想できる

試験のリスニングで何が難しいって、ほとんどの問題が『前提となっている状況が全く分からないまま問題文が読まれ始める』ことだと思う。どういう状況なのかわからないから、心構えができないというか。

一方で、対面のコミュニケーションだと会話は一連の大きな流れに沿ってるから、あー相手の次の発言は多分あれかあれの2パターンだなーとか予想がつくので、(自分が「お腹空いてる?」と聞いたら、帰ってくる答えはだいたい「空いてる」か「空いてない」になる、みたいな感じ)試験に比べて心の準備がしやすいので聞き取りやすい。

例えるなら、リスニングは上下左右360°どこから来るかわからない攻撃に備えななきゃいけなくて、実際の会話は来る方向がほとんど分かってる攻撃に備える感じ。 

 

つづいて、スピーキングについて

理由3:多少の文法や発音間違いなら通じる!

大丈夫!スピーキングテストなら減点食らうような間違った文法でも、多少間違ってても、単語をただ繋げただけでも実際には案外伝わる!とりあえず喋ってみよう!

 

理由4: ボディランゲージという最強の武器

対面のコミュニケーションに限られるけど、現実のコミュニケーションにはボディーランゲージという最強の武器がある!

話しながら手や表情で情報を補足すると言いたいことの伝わりやすさが全然違うし、仮に単語すら全く思い出せないって時だって、何とか体全体で表現してみようとするとそれだけで案外伝わるよ!

 

 

とにかく実際にコミュニケーションしてみよう!

以上を踏まえて言いたいことは、とりあえずネイティブの人と実際にコミュニケーションをとってみよう!ってこと。

実際に外国語で相手と意思疎通ができるとすっごくうれしいし、その後のモチベーションにつながる。

これは英語の話になるけど、個人的には英語のネット記事を読めるようになった時よりも英語で人と意思疎通できた時の方が、ただの「知識」が「スキル」に進化した実感が強かったので、一度体験してみることをお勧めしたい。

あと、スピーキングやリスニングの能力とは別に、外国の人と話すのって最初は結構勇気がいる行動だと思うから、早い段階でさっさとそのハードルを越えとくのもいいことだと思う。そうすれば「あんな初心者の頃でも通じたんだから、今ならもっと楽しく会話できるだろう」って自信を持つこともできるしね。自分の成長を実感しやすくもなると思うし。

 

少し注意点

ただし、案外通じたからと言って「通じるんだからこのままの語学力でいいや」となってしまうのはあまりよくないかも。

「相手に気遣ってもらえれば」コミュニケーションが取れるってのは、言い換えれば「相手に負担を押し付ければ」コミュニケーションが取れるってことだと思うので、コミュニケーションの経験をモチベーションに変えて、さらに円滑なコミュニケーションを目指したほうがいいと思う。できれば。

 

終わりに

そんなかんじ!

こんな長文書くつもりじゃなかったのにな…あと後半の文章が完全にばててるし…

簡潔に伝えたいこと書ける人ってホント凄いなー

このエントリー書いてて感じた反省点としては、①文章をもっと短く簡潔に②文体を統一する③かぎ括弧を多用しすぎなので抑える、ってとこかな…

まーでもとりあえず、 書きたいこと書けて良かった!

よし。現実逃避してないで今週末のHSKに備えて頑張ろう…!