こうなりゃ多言語話者にでもなるか

話せる言葉の種類が増えれば俺にも友達できるかも

読書感想文『初めての言語学』

先週末HSK受験された皆様お疲れさまです。

9月にTOEIC受験されるあなた達も10月にDELE受験する私達もお疲れさまです。

それとはあんまり関係ないけど、今日読み終わった本の感想を書きます。

 

 

 読んだ本

初めての言語学 - 黒田 龍之介(著)

 

感想

真面目な書評(?)だと、この本がどんな本なのかっていう概要から入って、その後この本の魅力や考察を書いていくんだろうけど、ここはそういうところではないので思ったことをとりとめなく書きます。今後もそうします。

 

自分は言語学に興味をもってまだ数か月、読んだ本も蓄えた知識もほとんどないけど、この本はすんなり読めて面白かった。

自分みたいな素人が読んでも、は?!面白!って思える個所がけっこうあって、最後まで飽きずに読めた。

中でも、

  • そもそも言語って何?
  • 言語の二重分節性
  • サピア・ウォーフ仮説について
  • ピジンクレオール

あたりのとこが印象に残ってる。

言葉っていう滅茶苦茶身近な対象を、今まで考えたこともなかった切り口で説明された時の、脳が喜ぶ感じ。あれ。あれがあった。

一方で音声学の所とかは、うわー全然興味ない!ってなってたけどね…

 

あと言語の定義について書いてる箇所でほんの少し触れられていただけなんだけど、「人間以外の動物は嘘をつくのか?過去や未来の話をするのか?」ってとこも、個人的に面白かった。今までそれを考えずに生きてきた自分が悔しいっていうか。

 

 正直、この本を読んでも外国語学習をしていく上で直接上達の手助けになるような知識はあんまり身につかないと思う。

だけど、今後も外国語と生きていく上での道のりが少しだけ楽しくなるような、なんかそんな感じの本だった。

 

読んでて「えーそうかな?」って感じるとこも少しあったけど、まそんなもんよね、読書って。

 

 

そんな感じです。よかったら皆様もどうぞ。

 

 

あと全然関係ないけど、2日連続で更新したの初めてじゃないですか自分?

褒めてくださいよ。

 

 

おわり