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初心者の頃からブログを書くことのメリット

何かを始める時には、初心者のうちから記録をつけよう!公開しよう!

自分はこれまでの人生で比較的いろんなものに手を出してきた方だと思うんだけど、その経験をふまえて最近思うのは『何事も初心者のうちから成長記録を付けていったほうが絶対いい』って事。

これは語学に限った話じゃなくて、何か新しい技術を習得しようとしてる時や新しい環境に身を置こうとしてるときには共通して言える結構大事なことだと思う。

これには自分にとってのメリット他者にとってのメリットの両方がある。以下でそのメリットを説明しよう!

 あ、このエントリーで言ってる『記録』ってのは、厳密なデータだけじゃなくて「どこで躓いた」とか「ここが納得いかなかった!」とか「こういう学習方法を試した」とか、そういうゆるいやつも含みます。

 

 

自分にとってのメリット

自分の成長を振り返ってモチベーションにつなげられる

どんなことでも、長く続けてると興味が薄れてきたり、スランプに陥ってモチベーションが保てなくなってくることがあると思う。自分もあった。ありまくり!

そんな時には自分がそれを始めた頃の記録や日記を見て「そうそう、あの頃はこの程度しかできなかったんだよな~思えば遠くにきたなー」とか、「自分も案外やればできるじゃん!」って思うと結構やる気が出たりする。

そういう意味で、一種の発奮材料として記録をつけていくってのはいい考えだと思う。

 

記録や成果物を他者の目にさらすことによる緊張感

自己完結型の趣味でない限り、何事も現状をちゃんと他者の目にさらしてなんぼってところがあると思う。語学からは外れるけど、例えば絵とか映像作品とか音楽とか、人の目に晒すつもりで作った物とそうじゃない物とでは、その過程から得られるものが全然違う。他者からのフィードバックだってとっても大事だしね。

だから何事も成長のためには何らかのアウトプットを人の目にさらす前提で緊張感をもって取り組むことが重要だと思う。でも初心者のころはこれが難しいんだよねー。でも大事。

 

その『成長物語』は人生で一度しか作れない

これは下記の「他者にとってのメリット」とも関連してるけど、成長ってある程度不可逆で*1、その領域で一度成長しちゃうともう一度初めから成長し直すことはできない。つまりその分野での自分の『成長物語』は一度機を逃すともう二度と作れない。後から遡って作ろうとしても、それって時間の経過によって漂白された、機微の抜けた大枠の記憶になっちゃっててたいして面白くないものだったりする。

だから、後からこの物語を初めからちゃんと辿ることができるように、初心者のうちから記録をつける事は意味のあることだと思う。

というかぶっちゃけ…自分も含め皆『誰かの成長物語』とか好きでしょ!自分の成長をゼロから綴っていく事ってのは初心者の頃からしか始められない魅力的なコンテンツなんだよ!(下衆)

 

誰かにとってのメリット

初心者の気持ちや悩みの多くは初心者の頃しか覚えていない

初心者の頃って何事もよく要領が掴めなくて色んな所でつまずいたり悩んだりすると思うんだけど、ある程度成長しちゃうとその頃のことを結構忘れちゃうんだよね。どこがどう分からなかったのかって一度理解してすっきりしちゃうとなかなか思い出せない。

だから「先人がかつて自分が今いる地点を通過した時にどうやっていたか」の記録って初心者にとって凄く助けになるのに、いざ上手くなってからそれを作ろうとしてもなかなか作れない。

上達するにしたがって薄れていく「初心者視点」を、それが失われる前に記録しとくのってすごく大事なことだと思う。それがきっといつか誰かの役に立つ。

 

 他の初心者やそれを始めようか迷っている人に勇気を与えられる

 どの分野でも同じようなことが言えると思うんだけど、何かを学び始めた時って上手い人ばかりが目についちゃって、なんだか自分が世界中でただ一人の下手糞初心者になったような気分になるよね。特にネットには上級者が溢れすぎてるよ!

そんな時、初心者にも関わらず記録や作品を公開してる人を見ると、自分だけじゃない、自分も頑張ろうと思えたりする。

あと、それを始めようか迷っている人からしても初心者が多く見える分野には飛び込みやすいってのは間違いなくあると思う。

勇気を与えるってのは大げさな表現かもしれないけど、そういう意味でも記録・公開はきっと誰かのためになる。

 

まとめ

他にも、レコーディングダイエットとかにも見られるように、ちゃんと記録をとる事それ自体がペースメーカーの役割を果たしてくれるとかメリットは色々とあると思う。これは初心者に限った話じゃないけど。

とはいうものの、初心者のうちから自分の無様な姿や記録を公開することってかなり勇気がいるんだよね。誰かに馬鹿にされる可能性だってあるわけだし。そこらへんちゃんと考えとくことも必要だと思う。あと単純にめんどくさいしね。

以上、いろいろ書いたけど、とにかく言いたいことは「みんな恥ずかしがらずに初心者のうちから自分の成長を記録・公開していこう!」って事です。

じゃあ自分はどうなんだというと、こんなこと書いときながら英語については全くの初心者とは言えなくなっちゃってるけど、中国語と、今後始める予定のスペイン語についてはほぼ全くの初心者なのでちゃんとゼロから記録していこうと思う。詰まったとことか勉強方法とか、どうでもいい愚痴とかいろいろと。無理にならないペースで。

 

 

…あれ、しょっぱなからこんな真面目なエントリー書くつもりじゃなかったのに…もっと短くて肩の力が抜けたやつを書くつもりだったんだけどな…

まあいいか。おわりー

*1:もちろんブランクなんかで腕がなまる事はあるけど、一度習得したものを忘れた状態と完全初心者の状態は全然違う。「知らない」と「忘れた」は違う、みたいな。